2022年1月4日火曜日

1月4日(火)[渋谷道頓堀劇場]

翔田真央(1,3-4)
浅葱アゲハ(1-4)
石原さゆみ(1-4)
天咲葵(1-3)
金魚(1-3)
六花ましろ(1-3)


職場から道劇に直行して整理券配布待ちへ。荷物を置くのは初めてのこと。おかげでいい位置で観られることに。しかし座りでもトリプル進行になると尻が痛くなることに気づく...

翔田さんの偶数回演目、ベッドがエアセックスで、ポーズ無しにそのまま立ち上がりへ移行するのだが、そこから最後まで特に何もしないままにまるまる一曲使い切る時間の使い方にベテランならではの芸を見た気がする。

浅葱さん。昨年の7頭以来。今回3個出しだったが、それぞれに見どころを見つけられた。なによりベッド時の体の美しさに惚れ惚れしたし、表情が毎回魅力的で、次の機会が楽しみになった。
ことに『アゲゲーム』は某作のパロディで元ネタは分からないものの、エモーショナルなスタートに続くインタラクティブなシーンで抜けた感じになるバランスもいいし、ラストに全身タイツのようなスーツを脱いでいく過程が、その脱ぎにくさによって強調されて妙にエロティックだった。また武藤さんの話を聞いて以来かなり意識するようになった「一切の装飾具なしの裸体」があらわれて、たしかに相応の見ごたえが増すのも感じた。

さゆみさん、3個出し。昨年夏に出していた和装演目と、スキー演目と、DJ演目。ところで、翔田さんの1回目が「火の鳥」モチーフで、続く浅葱さんが「卑弥呼」モチーフと新年早々からすごい並びだったのが、続くさゆみさんがDJ演目という高低差。これぞストリップの公演だなあというデタラメさだった。

DJ演目はでかいDJブース持ち込みで前面には「SAYUMI」のロゴが光り、中盤以降はイコライザが上下する映像も流れ出す豪華仕様。だからなんなんだと思いつつ、その手間のかかりようにノせられてしまう。テーブルにはDJコントローラーも据えられていて、一回だけターンテーブルをくるくる回したりする。
ベッド着が絶妙。トラックパンツにキャップを目深にかぶって、白いクロップトップのパーカー。パーカーの下が黒いレースの下着で、すでに胸が透けてる。さゆみさんのクールなエロさをはじめて見たので、これだけでもかなり楽しめてしまう。そして、おそらく日本で一番有名なクラブソングである名曲のラップパートでは、ビートに無頓着な下着の取り去りがある。決してビートに"合っていない"のでもなく、"無視している"のとも違っている。このときの音楽の聴こえ方こそ、自分がストリップでしか得られないと感じている絶品の体験なのだが。
ひとつの感覚の集中は他の感覚を後退させる。たとえばオープンショーで手拍子してるとき、ふと一部に視線を合わせるとき、リズムを保てなくなるようなことが自分にはある(単にリズムキープが下手ということもあるかもだが)。
ショーにおいても、裸体が現れるとき、特に視覚へ意識が集中するだろう。すると、流れている音楽がやや分離して感じられる(ことがある)。しかし、一方の感覚が崩れそうになりながらもギリギリでバランスを保ちつつふたつが並走しだすようなパフォーマンスがあるということ。ただ、それが発動する条件はいまいち分からない。

ラスト、立ち上がりのあとにブースの裏でもう一度服を着てから現れたのにおどろいた。裸体という現象へのどうでもよさ。

8中以来の和装演目(微妙に衣装が変化していた)と12頭まさご以来のスキー演目。どちらもポーズを切るときに、"曲の重さ"みたいなものを身体に乗せているかのように見えたのが印象的。ジャストでパシッと決めきらず、うっかりすると取りこぼしそうなギリギリで、しかし曲の高揚感を確実にガイドする脚の伸びがあった。
どちらの演目でも石原さんのお客さんたちがナイスなお遊びをプラスしていて良い。さゆみさんがそれに対して目立ったリアクションをしないのも良い。
そういえば雪合戦のスタートのとき絶妙な煽り顔をしていて、これもよかった。

結局、多面的なキャラクターというのはあれこれ何か言いたくなるし、しかし包括的には言い表せられないからこそ常に不足を感じるし、その不足を補うためにこそ、何度も会いに行ってしまうのだろうなと思った。


進行押しまくり、ポラカットが導入された。4回目はMさんのアナウンスで「15分」が宣告され、しかし「15分"も"あります」と言いつつ、アナウンスを終える頃には「では残り14分です」ときっちり勘定していて笑ってしまった。

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