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2021年9月4日土曜日

9月4日(土)[横浜ロック座]

椎名ありす(3-4)
香山蘭(3-4)
早瀬ありす(3)
ゆきな(3)
星崎琴音(3)


仕事終わりの宿の近くにあったので...6頭川崎以来の香山さんを目当てに。7中でSNAをパスしたので名高い「反戦歌」を見逃してしまい、さらに今年で出し納めということでご縁を逃した形。

新作「Mon amour」は、ある意味で豪速球のストレートを投げてくる演目。まず選曲と歌手に強い物語があり、それだけで泣き出してはひれ伏してしまう人もいそうなくらいの超有名曲によって踊られる。
M1では装飾性を抑圧した黒いノースリープのワンピースで、即興を軸にひたすら上質なダンスを踊りつづける。時折スカーフを頭に巻くなどして、歌われる「母」が働く姿を模する。このときの集中力は異様で、そのまま演目が終わってしまうのではないかというほど。
M2は盆始まり。一転して白いドレスを纏った香山さんが横たわっている。セリフからはじまる曲は、おそらく世界の誰しもが知っている音楽のひとつであろう、恋の喜びと苦味を唄う歌。だが、黒衣と白衣の対照がより直接に生と死を想起させ、ノーブルな白いドレスがどこか死装束めいて見えてくると、耐えない微笑みも手伝ってあらぬ方へこちらの気分が誘われる感触が強まってくる。M3では再び白い衣装を纏い直すが、基本的には前半の2曲でこの演目世界は完結していると言ってもいいように感じた。
そして何より、あまりの大ネタ遣いに、こちらの感覚がバグってくる。もしこれがストリップという芸能の場でない、ごく一般的なステージで踊られるなら、そのベタさ加減に耐え難いものすらあったのではないかと想像する。しかし実際の鑑賞経験は、そうした通俗性が忌避の対象になることなく、またその通俗性がそのままどこかへと振り切れて、何が何なのかよくわからない感覚になる。この踊りをどこにどのように位置づけて考えるべきか、まったく見えなくなってしまう。
「ストリップ」とはなんなのか、久しぶりにわからなくなる。

2021年6月4日金曜日

6月4日(日) [川崎ロック座]

沢村れいか(1-3)
香山蘭(1-4)
武藤つぐみ(1-4)
友坂麗(1-4)
小宮山せりな(1-3)
赤西涼(1-3)


ひどい雨風のなか、11時頃に川崎着。入場時、マスクの種類などまでしっかり管理している。広々した劇場。盆にちかい、下手側の端に位置どる。個別に記憶に残った踊り子さんについてはこれも別記事がある。

記憶というか経験とはおもしろいもので、このとき3回目までうまく入ってこなかった小宮山さんのハキハキした動きを今はよく思い出す。よく汗が散る「健康的」な姿。演目で使った椅子の背にも汗の跡が残っている。

はじめて"リボンさん"を見る。キュッと引き戻されるリボンの動きと、それを素早く巻取り、次の投擲に備える仕事人のような顔つき。

この日はじめて、舞踊研究者の武藤大祐さんとお会いする。共通の話題である「どくんご」や、アイドル現場のこと、友坂さんの踊りはとにかくわけが分からない、などという話をする。

6月6日(月) 道頓堀劇場

例外的更新。 舌の根も乾かぬうちに...とエクスキューズを出しておきたいところだが、書かないほうがいくえにも不自然だと思われたので、形を変えて書いておく。 6月6日。朝からずっと雨。気温も前日からぐんとさがった。 こういう日に劇場に行くとき、きまって他人の体調を考える癖がついてし...