アキラ(1-4)
山口桃華(1-4)
宇佐美なつ(1-4)
虹歩(1-3)
あらきまい(1-2)
開演1分前に到着。当然席は埋まってるので立ち見。
9中大和以来のアキラさん。立ち踊りとポーズが等価に扱われるようなスムースさ。とはいえ動きが流れて弱まることもなく、熟達の芸そのもの。偶数回演目のベットすばらしく、スムースな運動のうちにティーズが挟み込まれて脱衣を強く印象づける。またミカドの盆というかでべそのあしらいが巧みで、狭さのなかで整えようという気がなく、悠々はみ出して空間を活用していたのも見応えあった。
前も書いたけれど、ポラ中などずっといじりに徹する強めのお姉さんなのに、踊ってる間ほとんど絶えず浮かんでいる可憐な笑顔が踊ることの喜びを体現しているよう。
この日初ストリップだった友人がアキラさんにハマって、ポラも行っていた。その写真を見せてもらったら、これもまたすごいチャーミングな笑顔でとても良かった。
宇佐美さん「量産型と呼ばないで」。初見。記号というか実際のキャラになりきって(?)踊るM1から、"量産型"的私服風衣装でこれぞ「宇佐美なつ」というバリバリに音を拾っていく振付が、しかもこの日は朝イチから決まりに決まっていた。
衣装替え以降、オナベからのポーズベット、なのだがM5まである展開の幅と、M5の自虐的(男性にとって)でもアイロニカル(それを演じる人にとって)でもある歌詞など、めずらしく理が勝ってる感触もあり、面白いけど"ウケる"演目じゃなさそうかなと感じたら、実際、比較的短い期間しか演じられなかったらしい。観られてよかった。
ラストの方で、ちょっとした居眠りの演技が入るのだけど、クサくなくてよかった。あと、私服風の衣装というのがレアで、かえってドキッとするものもある、が、ストンと下だけ降ろして、振り返ってお尻だけ見せて暗転、という脱ぎの見せ方がさすがのシャープさ。
「アンビバレント」。広い舞台ではあるものの、盆は狭いしで大変そうに見えた。すばらしい演目であるにしても、演目の難しさを感じることも多々あり、なんというか初めて"応援"したいような気持ちにもなった。
制作というのは、クリアカットしたものを提示できる場合もあるし、複雑に絡まったものを部分的にほぐすようにして提示せざるを得ない場合もある。後者は前者に比べて見劣りを感じたり、不満を感じたりすることも起きやすい(制作者にしても観客にしても)けれど、キャリアの前後の必然性に基づいて、そうならざるを得ない(=毎回はクリアに提示できない)ことがあるはずだ。それは、なんというか、ものを作ることの醍醐味のようだし、アツいな〜とか思ってしまう。ストレートにアガる感じがないときも、それはそれで受け取れるものがある(という対象になってしまった)。
最近、タンバリンの音が耳に入ってくるようになった。一度、シャッグス顔負けのリズム感で会場を凍りつかせていたような人もいたが、手慣れた人のタンバリンのリズムは耳障りでないだけでなく、音量も手数もいい塩梅でキープしている。そしてなにより、音響的な効果というか、そういう参加意思そのものによって場を活気づけることがあるなと感じる。
ある程度の回数を聞いていればタンバさんの差異も掴めるようになるし、すると音量の加減から演目への理解の表れを受け取れるようになるから、「観ている」ことの生っぽさが、タンバリンの応援の仕方によって具体的に生じてくるような感覚があって、面白い。