玉(1,4)
石原さゆみ(1-4)
音羽うた(1)
夢乃うさぎ(1-2)
宇佐美なつ(1-4)
昨日より人が増えた。石原さんのお客さんたちとお見受けする。あっという間に席が埋まってほとんど選択の余地なく、上手側すり鉢最上段に。
宇佐美さん。
1.「positive」
2.「アンビバレント」
3.「ナイトクルーズ」
4.「アンビバレント」
演目そのものの印象より、直接のやり取りの中で考えさせられることの多い日でもあった。そのとき一回一回の良し悪しを越えて、通時的にどのようにパフォーマーとしてあるか、という。
たとえば映画や美術とちがって舞台は生物と言われる。とはいえ、映画や美術にしたって鑑賞に臨むときにあるあまたのノイズはあってしまい、舞台ではそれがより掴みやすく出ているだけでもある。条件の幅はほとんど無限で、たまたまそうでしかなかった一回を、どこに定位させて考えるか、ある程度の捨象と丹念な検討の両方を走らせてみて、結局は定着しきらない仮止めを繰り返していくしかない。これは演者だけでなく、その演者を繰り返して見ることになる観客もまた、同じことだと思う。
「アンビバレント」は初出しからとてもゆらぎの多い演目だが、そのゆらされが見える分、一回一回の演目への接し方がダイレクトに伝わってくる。この日の4回目は、終盤でいきなりのギアチェンジが起こったようにも見えたし、その「巻き返し」のようなことの起こりをどう見るのか、そしてそれは「演目」の評価軸と違った何かで、またそれに何を言えるのか、実はよく分からない。
ただ、続けて追っている観客としては、そういうゆらぎすべてを含めて、もしろゆらぎが生々しく出ることが、たまらない魅力に変換されてしまうことだけ、実感としてはっきりする。
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