2021年10月1日金曜日

10月1日(金) [A級小倉劇場]

栗鳥巣(1-4)
宇佐美なつ(1-4)
松本なな(1)
山口桃華(1)
中条彩乃(1-3)


ストでは初遠征。単純に、仕事以外で旅に出るのは2年ぶり。はじめての福岡、でもある。前泊していた博多から新幹線で小倉へ。開場時間の間際だったので、寄り道せず、駅すぐそばの劇場へ。すでに20人ほど並んでいる。地元の方の声を聞くには、平日としては異例の集客とのこと。
階段をのぼり、劇場へ入ると高低差の付いた座席が3列。床面に傾斜があるのではなく、座席自体をスチールの台座で持ち上げて高くしている。
盆回りに半円形のベンチがある。ただ、盆から花道が貫通していて出島のようなエリアが先端にある。このあとわかることなのだが、経年劣化なのか盆に傾斜があって、回転するとガタガタいう。ポーズ中、踊り子さんに震動がつたわっていて大変そうであった。
開演前にエロビデオが流されているタイプの劇場。時間がくるとスタッフさんがテレビを引っ込めて、録音のアナウンスが流れる。「如何に興奮なさってもタッチショー以外は決してお手を...」という文言のパンチ。ミラーボールがやや頼りなく回りだす。

栗鳥巣さん。自吊りのあと、有名なおまん画。客あしらいがさすが。花電車はしゃべりができないと持たないとabemaの番組でゆきみ愛さんがおっしゃってたような気がするが、まさに。

宇佐美さん。初乗りで気合い入れまくりなのか、緊張なのか、いつもとペースが全然違う。2回目の「bubble」では衣装を脱ぎ損なうハプニングで、イレギュラーな袖ハケも。とはいえ、動きのなかで処理していたし、初見の人なら通常の段取りにみえたのではというくらい早い判断に思えた。ミスに対するとっさの判断力にこそ、その人の力量は伺えると思うけれど、さすがでした。
3回目の「positive」でようやくいつものような雰囲気に。この劇場は照明がかっこうよく(かわりに音響がすこし残念でもったいない...)、いつもとちがった演目の姿が見られてよかった。そして立ち上がり、なんともいえない絶妙に美しい表情があった。こういう、万人に共有物として開かれるわけでも、記録価値があるでもない、刹那の表情の良さを書いておくことには、ほとんど意味がない。それでも、その瞬間、自分にとってはとても重要で、たしかな経験として受け取ったということを、黙っていられない性分なのだとおもう。とてもきれいでした。
4回目「bubble」は曲カットで2曲目から。初遭遇だからこれがあの曲カットか!と新鮮だったけど、なるべく出くわしたくないですね...

しかし今日、場内とてつもなく暑く、すこし体調に響いてきたので中抜けを増やしてしまう。かわりに小倉の街をみられたのでよし。博多より圧倒的に気に入る。猫も多い。それにしてもテレクラってまだ存在してたんだな...

中条彩乃さん。「ターニングポイント」「ノンフィクション」「お嬢の事情」。もうひとつは体力的な問題であきらめる。おそらく上野綾さんから借りたという「DD」だったのだろう。
3作の中では「ターニングポイント」が面白く見られた。衣装と扇子の赤が非常にゴージャス。かなり明確な「赤」であって、あまりこういう彩度の印象が強い衣装は記憶にない。しかし「ターニングポイント」は、この赤さと共に思いだされる。そして、赤さの主張の強さに負けないスタイルの良さがある。これは質の高低やジャンル間のヒエラルキーとはまったく無関係な話として、中条さんはそもそももっとメジャーなステージで踊っているようなタイプのダンサーのパーソナリティーに近いような気がする。それが、ストリップというマイナーなステージにあらわれたとき、場違いともいえる「陽」のオーラをガンガンに振りまいて場を異化していく。ポラからPプレからフィナーレの仕切りまで、「中条の間」でバキバキ割っていくような。中条さんのファンの方は、こういうところがたまらないのだろうなと想像する。
個人的には、トレードマークの笑顔よりもまして、ベッドでの艶っぽい静かな表情がひときわ美しく感じられた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

6月6日(月) 道頓堀劇場

例外的更新。 舌の根も乾かぬうちに...とエクスキューズを出しておきたいところだが、書かないほうがいくえにも不自然だと思われたので、形を変えて書いておく。 6月6日。朝からずっと雨。気温も前日からぐんとさがった。 こういう日に劇場に行くとき、きまって他人の体調を考える癖がついてし...