美月春(2-4)
悠木美雪(3-4)
ささきさち(1-4)
美らかのん(1-4)
宇佐美なつ(1-4)
ひとり楽日。頭からぶっ通しで、とはいかないが2回目からはほぼ全通しで観られた。
場内もさすがに落ち着いてきて、前半なんかむしろまったりした感じも。とくに体調にも何も問題ないはずなのに、集中力切れるところ多くて残念な気に...3回目がはじまるまで1時間以上間が空いたので、それらしいものを飲んだり散歩したり、最後は呼吸を整えたりしてコンディションを戻す。
美月春さん。とくに4回目の「truth」が爆上がりのパフォーマンス。スイッチが入ったときの美月さんはなにもかもかなぐり捨てるようなテンションで踊り切る。かといって自己陶酔的ではない。「漫画家」はとにかく脱ぎまでドラマを積み立てる。その「いつ脱ぐんだろう」という期待が、まさしく連載漫画の引っ張りのごとし。
いつも思うけど、オープンショーがとても好き。オープンショーはとにかく踊り子さんの人柄が見える時間だけど、美月さんは"オープン"する形式より、とにかく"踊る"ということを念頭にこの時間を過ごしているかにみえる。
ささきさちさん。「海」のオナベ事後の時間の使い方は先に書いたけど、このオナベ事後にかかるときに入ってくる次の曲が、"まちがって曲出ししてしまった"ような感覚になる。本来もう少し遅れて入ってくるような曲が、ずれ込んで先回ってるような予定調和の崩し。細かい仕掛けをそこここに利かせていて、他の演目も気になる。
細かいといえば「ブランニューデイズ」の後半、片足の靴のストラップが外れているのに昨日気づいて、そのときはたまたまかと思って今日も見るとやはり外れている。細かい見せ方だなあと驚きつつ思っていたが、3回目を注意深く見ていたら、どうやら自然と(?)外れてしまうようだった。いくらなんでも手をかける動作に気づかないことはないはずで驚いていたが、こういうこともある...
宇佐美さん。1,2回目、前述のようになんだか集中力がなくてうまく見られず...どちらももちろん面白いけど、いつもより届く部分が浅くて、始終変な感じになってしまう。2回目の「positive」なんて、いつも以上にキマっていたように見えるのに、めちゃくちゃくやしい。横から見てると、振りの形がとれないぶん、ダンスの力の流れが具体的に見える。手を握り込む動作や、腕を広げて盆を周る動きに、猛烈に生き生きしたものが感じられる。
3回目「w-e(n)dding」は、今まで見たオナベとの差に気づかされる。オナベを見てると、展開的にも動作的にも、え、急に?という違和感が勝ることが多い。大きい手の動きはサービスというか型のようなものなのだろうけど、シンプルに痛くないか...と思ってしまうし、やはり快楽を得るまで急展開すぎて、いまいちよくわからない。
一方で「w-e(n)dding」では、オナベの入りは実にゆっくりしているし、そしてあんなにハードな印象だったのに、よく見ると手の動きそのものはむしろ小ぶりだったりする。かわりに鋭角なまでの体位の遷移がいくつもあり、そのエッジの立たせ方が、あまたあるオナベと決定的に質を隔てているように思う。
また、前回書いた痙攣的な「ヒット」は、このオナベでそのまま音楽の聴き取りと性感とが未分の領域にあることを証明するように、増幅的に演じられている気がする。自分は音楽を聴くことには多分にセクシャルな要素があると思っているけれど、それがこうしてオナニーと直結しているかのようなあり方を見ると、あらためて深く感動させられる。
ラスト、「サマーチュール」。まさかのかぶりドセンが空いたので、図々しく入り込む。さすがに前回ほどではないけど、やはりかぶりは出来事の意味がまったく変わってしまう。
今回はセンターだから踊りの形の部分もある程度取れているけども、ベッドで手足を大きく振ると、ほんとうにこちらに当たってしまうギリギリのところを掠めるようで、それによる触覚的な感覚がずっと大きい。
現象として何というものなのかわからないが、触られてないのに指先を近づけられるだけで触覚が過剰に反応してくすぐったい感じになってしまうようなことが、ひたすら起きて、あきらかに性感に近づいている。ああ、風俗なんだなーとこれもあらためて思う。
とはいえ、単純に首も疲れるし、そうした触覚的な体験だけ追う気にはなかなかならない。かぶりはまあ機会があってもそんなにいいかなという気もありつつ、宇佐美さんの好きな演目でこれを体験できたのはラッキーとしかいいようがない。ご褒美(何の?)だと思うことにする。
今週というか今月、思ってもみないハイペースで通い続けてしまい、ちょっと反省する。体力や時間、金銭的に無理をしたことはないものの、なにかうまく言えないがうーんとなる。
むしろ毎回があまりにも楽しく特別であるために、劇場に取りさらわれていく気持ちにもなる。得られるものが多すぎるあまり、そこに浸りきっていたいと感じるし、事実浸りきるようにしたおかげで見えたこともたくさんある。が、見えなくなることもある。
また、こんなに肩入れしている人に一日おきに相手してもらえれば楽しいに決っているし、それが終われば当然さみしさもある。それでいいのかとちょっと悩む...
もっとカラッと、こうなりゃ皆勤だー!というふうにいければ逆にいいのだけど、なんかこう、久々にじめじめしてしまう。というか、根のじめじめした部分が浮いてきてしまった。ひたすら楽しかった一方で自省もある8月の頭と中だった。
...と、書いてから2時間たち、そういえばカラオケバージョンのオープンショーのこと書いてなかったなと。
お遊びといえばお遊びでしかないけど、この日のラストは宇佐美さんがマイク片手に歌いながらオープンショーをしていた。しかしまあその楽しそうなこと。客席も大ウケ。
この日は進行が押して時間も遅かったし、席も最後は決して大入りでなく、すこしさみしいくらいだったけど、こちらとしては少人数ならではの親密さのある時間だったと受け取っていた。満員の客席では出せない空気というのは、それがどこにせよ絶対あるし、ああいう時間を思うと、結局は幸せが勝る。
やっぱり栗橋楽しみだな〜!
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