2021年7月4日日曜日

7月4日(日) [渋谷道頓堀劇場]

美月春(2-3)
愛菜(2-3)
浅葱アゲハ(2-3)
黒井ひとみ(1-3)
六花ましろ(1-3)

 

黒井ひとみさんをもう一度観たくなって、再訪。
午前中にアイドル現場で久々に会ったオタクが急遽、一緒に来ることに。他にも友人(オタク)がさらに初見の友人(オタク×3)を伴って観劇に。それぞれ楽しんだようす。

この日は六花さんの周年イベントもあり、満員。それだけに美月春さんのアゲ系の新作「板の/上の/魔物」が大ウケ。ご本人もあきらかにノリノリであったし、トリプル・ダブルの進行も手伝って、直後のOPではチップが乱れ舞う。
それにしても、早いビート、早いラップでも盆が回っていれば、へたに身じろぎせずいたほうが、よほど音楽的な官能が高まるというストリップならではの効果はうらやましい限り。"動き"を作るのは体ばかりではない。

浅葱さんは3回目で初見の「ダンボ」を。舞台奥から手前に向かってティシューを広げると、狭い舞台にさすがに視覚的効果が高い。ストリップではしばしば衣服ではない布が使われるけれど、それぞれ効果の高さに目を見張る。どくんごの背景幕を思い出したりもする。

六花さんの「鯨」ではまた、サビでポーズを取るたび、全身に鳥肌が走る。ポーズは、なんでこんなに感動的なのだろう。と、いちいち考える気を失う地点まで何度も引き戻される。思考と共存できない、外来種的官能の強さ。

黒井さん「Black Lily」はやはり傑作の類いと確信。トルソーは同性愛の想像的なパートナーでなく、トルソーがそのまま性愛の対象であるような、よりもっと広く倒錯的な世界すら肯定する懐の広さがある。それがラストの楽曲によっていっさいの衒いなしに、言祝がれる。
身振り手振りよりもはるかに踊っているのは黒井さんの絶妙な表情。顔を大きく崩しても品があるし、"プク顔"のかわいらしさはアイドルも顔負けであり、「エスケープ」で母親役を演じれば所帯感も出せてしまう。

黒井さん曰く"ツイ廃"とのことで、ポラに行くと「ジャグリングすごかったよ」などと言われる。どこまでひとのツイッターを見てるのでしょうか。少なくとも、その真下にあったはずの某踊り子さんのコース告知のRTも見ているということである。いや、別にいいんですが...

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